デジタル時代だからこそ大切な「人の手」の技術

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機械にはできない調整がある

アルミ押し出し加工では、材料が金型を通る際の流れの速さを調整する必要があります。設計段階である程度は計算できますが、完全に均一な形に仕上げるには現場での細かな修正が欠かせません。

機械による加工は確かに正確です。しかし、薄い部品や複雑な形の製品では、数値だけでは表現できない微妙な調整が必要になります。そこで活躍するのが、長年の経験で培った技術者の感覚です。

(11月12日の日刊工業新聞でも、当社のこうした技術への取り組みが紹介されました)

3ヶ月間の基礎練習で技術者を育てる

金型修正を担当する部門では、約3ヶ月間「鉄板削り」の練習から始めます。

わずかなデコボコがある鉄板を、ヤスリを使って平らに削る練習です。

しかし、この期間に学ぶのは鉄板削りだけではありません。

先輩技術者から道具の扱い方、力の入れ方、金属の変化を感じ取るコツなど、
技術者として必要な基礎を総合的に教わります。

また、単調な作業を続けることで集中力や忍耐力といった精神面も鍛えられます。

「基本と反復」を重視する当社では、この期間で身につけた感覚と心構えが、
その後の高度な技術習得を支える大切な土台となると考えています。

新しい技術と職人の技を活かし合う

今後、シミュレーション技術やAIの活用はますます重要になるでしょう。

しかし、それらの新技術も、現場で培った確かな基礎があってこそ真価を発揮します。

当社は長年積み重ねてきた職人の技術を大切にしながら、
新しい技術も取り入れて、お客様のご要望にお応えし続けます。

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