低炭素アルミニウム【グリーンアルミニウム】とはアルミニウム大手が目標としている閾値

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低炭素アルミニウムの閾値(しきいち)とは

Harbor Aluminium、Carbon Trust、Fast Market、Platts、Rusalのような企業や団体は、低炭素アルミニウムの提供において一定の閾値(今回の場合は低炭素アルミニウムはこういうものだという独自ルール)を設けています。

※低炭素アルミニウムとはグリーンアルミニウムの事です。

定められた閾値は、製造過程におけるスコープ1および2の二酸化炭素(CO2)排出量が1tのアルミニウムあたり二酸化炭素排出量が4t以下であるとしています。

これらの企業や団体の取り組みにより、低炭素アルミニウム(グリーンアルミニウム)市場が拡大し、環境への負荷を削減する効果が期待されます。私たちが彼らの提供する製品が一定の環境基準を満たしていることを知る機会となり、この低炭素アルミニウムを使用することで持続可能な社会を選択することが出来るようになりました。

この団体は、低炭素アルミニウムの生産においてリーダーシップを発揮し、他の業界参加者にも環境への取り組みを促す役割を果たしています。

4tCO2/Alとはどのくらい低炭素なのか

4tCO2/Alとは、1トンのアルミニウムの製造における二酸化炭素(CO2)の排出量の事です。

「1トンのアルミニウムを製造するために、4トンの二酸化炭素が排出される」という意味です。この数値は、製造プロセスにおけるスコープ1および2のCO2排出量の合計を表しています。

アルミニウムは新地金を作る際に大量の電力を消費しており、世界的には9.24t~11.1t-CO2/Alとされ、日本ではCO2原単位を9.24として使われています。低炭素アルミニウムを提供する企業は、この数値を削減し、より環境に優しい製品を提供することを目指しています。

アルミニウムを再生して再生地金を作る場合は電力消費は約 1/30 程です。9.24tの数値から計算され【0.309t-CO2/Al】となり、非常にエコであることがわかります。

参考:日本アルミニウム協会、JLCA

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