でも、正直なところ、「何のためにいるんだろう?」と感じている人もいるかもしれません。
「健康だし、特に相談することもない」
「悩みを話すなら、社外の人の方が…」
そう思う気持ちも、よく分かります。
きっかけは、社長の「 声 」だった
先日、社長の加藤が動画の中で、この制度を始めた理由を話していました。
「元々、私が社員面談をやっていたのが、出来なくなってしまって。その代わりに…」
この言葉に、すべてが集約されています。
もちろん、社員一人ひとりの健康を願う気持ちが、大前提にあります。
しかし、それだけではありません。
私たちが「 寄り添う 」ことをあきらめないための、大切な仕組み
私たち、加藤軽金属工業が何よりも大切にしている価値観は「寄り添う」ことです。
それは、お客様に対してだけでなく、共に働く仲間に対しても同じです。
会社が大きくなるにつれて、社長が直接、全員の声に耳を傾けることが物理的に難しくなりました。
しかし、だからといって「寄り添う」ことを諦めたくはない。
現場で起きている問題。言葉にはしにくい、小さな違和感。
そうした「声にならない声」を、会社としてきちんと受け止め、改善し続けていくために。
保健師という存在は、個人のための相談窓口であると同時に、会社が「寄り添う」という約束を守り続けるための、大切な仕組みなのです。
福利厚生のリストには載らない、本当の価値
あなたが保健師と話すことが、この先ないかもしれません。
それでも、いいのです。
大切なのは、この会社に、社員の声を聞こうとする「耳」が、確かに存在しているという事実です。
それが、加藤軽金属工業が、共に働く仲間と交わす、静かな約束なのだと考えています。