約100kgの目安
当社では、アルミ形材の最低ロットが100kgとなっています。では、この100kgがどれほどの本数になるのかを具体的に計算してみましょう。これにより、注文時にその量が多いのか少ないのかを判断しやすくなります。
※形状により本数は異なるため、形のわかりやすい汎用形材で計算を行います。
計算の仕方
まず、各形材の単重(1mあたりの重量)を調べます。
次に、希望する切断長さを選択します(1.4m ~ 7.5m)※当社標準の未加工の場合のカット長、さらに短くすることも可能です。
以下の式を使って、約100kgがどれくらいの本数になるか計算できます。
例:汎用角パイプ・フラットバー・汎用アングルで計算
- 例1:厚さ 2mm × 縦50mm × 横50mm 単重1.037( 1kg / m )汎用角パイプ
- 例2:厚さ 5mm × 横50mm 単重0.678( 1kg / m )フラットバー
- 例3:厚さ 2mm × 縦50mm × 横50mm 単重0.529( 1kg / m )汎用アングル
例1の角パイプの単重は 1.037 です。これを 4m でカットした場合
例2のフラットバーの単重は0.678です。同じく4mで計算すると
例3のアングルの単重は0.529なのでこれも4mだと
もしも4mの形材を保管する場合の必要スペース
なぜ4mで計算しているかというと、お客様から「長すぎず短すぎず、ちょうどいい長さ」として好評だからです。また、4mは多くの注文がある標準的な長さです。
保管スペースの目安
縦置きの場合: 保管場所の高さが4m以上必要です。ホームセンターで壁に立てかけられている形材をイメージするとわかりやすいでしょう。
横置きの場合: 畳を縦方向に2枚並べると約3.6mになるので、4mの形材は畳を縦に並べて少しはみ出る程度のスペースが必要です。
もちろん、4mにこだわる必要はなく、当社の基本切断長(1.4m ~ 7.5m)の範囲内でお客様の希望通りの寸法にカットできます。さらに加工を行うことで形材を短くカットすることも可能です。
梱包方法
形状によっては、さらにコンパクトに収める梱包方法もあります。お客様のニーズに合わせて柔軟に対応いたします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?100kgの目安本数について具体的な例を挙げてご紹介しました。以下にポイントをまとめます。
- 100kgの本数の計算方法: 単重と切断長さに基づいて計算。
- 汎用形材の例: 汎用角パイプ、フラットバー、汎用アングル。
- 保管スペースの目安: 縦置き・横置きの具体例。
当社では、お客様のニーズに合わせた製品を提供するため、納期、品質、金額に自信があります。実際の金額については、アルミの材料費+配送料となります。別途加工も承ります。
お見積もりは無料ですので、お気軽に当社営業部へご相談ください。
※アルミの価格は時期により変動するため、見積もりが必要です。どうぞよろしくお願いします。
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