高品質へのこだわり
加藤軽金属工業では、お客様に「安心」と「信頼」をお届けするため、原材料の選定から製造工程、出荷検査まで一貫した品質管理体制を構築しています。ISO14001の認証取得や最新の検査機器の導入など、常に高い品質基準を追求し続けています。
品質管理の特長
1. 厳選された原材料
高品質ビレットによる安定した品質
当社では、6000系アルミニウム合金【6063/6005C/6061】のビレットを使用しています。高品質な新塊(バージン材)を約80%、厳選された再生塊(リサイクル材)を約20%の割合で使用することで、環境負荷を抑えながらも高い品質を維持しています。
- 使用ビレットサイズ:φ155×5800mm、φ204×5800mm/6000mm
- 厳格な納入検査:全ロット化学成分分析を実施
- トレーサビリティ:原材料から製品まで一貫した履歴管理
ビレット化学成分表
2. 先進の品質検査システム
自動形材測定機による高精度検査
一定の品質を保ち、高精度な製品を提供するため、最新の検査機器を導入しています。
- 自動形材測定機:製品形状を自動測定し、寸法精度を保証
- 三次元測定機:複雑な形状も高精度に測定
- 引張試験機:JIS規格に準拠した強度試験を実施
- 硬さ試験機:製品の硬度を正確に測定
当社の検査システムにより、アルミニウム押出形材のJIS規格に準拠した厳格な品質管理を実施しています。
3. コンピューター化された工程管理
受注から出荷まで一貫した品質管理システム
最新のCAD/CAMシステムを活用し、製造工程全体をコンピューター管理。これにより、以下のメリットを実現しています:
- 製造工程のリアルタイム監視
- 品質データの一元管理と分析
- トレーサビリティの確保
- 納期短縮と品質の安定化
4. 定期的な品質改善活動
全社一丸となった品質向上への取り組み
TQC(Total Quality Control)活動を定期的に実施し、社員一人ひとりの品質意識向上を図っています。品質管理チェックシートの活用や、現場からの改善提案制度など、継続的な品質改善を推進しています。
取得規格・認証
JIS規格への準拠
高品質なアルミニウム製品を提供するため、当社では日本工業規格(JIS)に準拠した製品製造・検査を実施しています。
- JIS H4040:無垢の棒材
- JIS H4080:丸管(丸パイプ)
- JIS H4100:押出形材
当社の製品はこれらJIS規格の基準に適合した品質管理体制のもとで製造されています。
ISO14001認証
環境と品質の両立を目指して
当社は環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001を取得しています。環境保護と社会経済的ニーズのバランスを取りながら、持続可能な生産活動を推進しています。
適用範囲
- 適用事業所:本社・工場、東京営業所
- 事業内容:アルミニウム及びアルミニウム合金押出形材の設計・開発・製造及び販売
- 対象者:従業員全員(当社社員・臨時社員・当社パート及び当社内で当社業務を行う派遣社員)
アルミニウムの機械的特性
アルミニウムは軽量で耐久性に優れ、さまざまな産業で幅広く利用されています。当社では、押出成形に最適な6000系アルミニウム合金を使用し、JIS規格に基づいた厳格な検査を実施しています。
検査項目
- 引張強度試験:材料が破断するまでの最大強度を測定
- 硬さ試験:表面硬度を測定し、耐摩耗性を評価

製品機械的性質検査判定基準表

お客様へのお約束
当社は、最先端の技術と長年培った経験を活かし、常に高品質なアルミニウム製品を提供することをお約束します。品質に対する妥協のない姿勢と継続的な改善活動により、お客様の信頼にお応えします。
- 厳格な品質管理体制
- 国際規格に準拠した製造プロセス
- トレーサビリティの確保
- 継続的な品質改善活動
お問い合わせ
品質管理についてのご質問やお問い合わせは、下記よりお気軽にご連絡ください。
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