株式会社メンバーズ様との協業で、沼田町「夜高あんどん祭り」に出展
この夏、北海道沼田町の「夜高あんどん祭り」会場で、当社の移動可能ソーラーパネル架台が思わぬ形で注目を集めました。
株式会社メンバーズ様のご協力により実現した今回の出展では、当社のアルミ製架台とソーラーパネルを実際の屋外イベントで使用し、その実用性を検証することができました。



来場者の関心を集めた、新しい可能性
会場では予想以上に多くの方が足を止め、「これは一体何ですか?」と質問してくださいました。
ソーラーパネル架台というと、どうしても「農業用」「産業用」といった印象を持たれがちです。
しかし、実際に祭り会場で目にした皆さんの反応から、軽量で持ち運び可能な当社の架台は、多くの方にとって「今まで見たことのない、面白い構造物」として映ったことがわかりました。
想定外の活躍ぶり:「ごみゼロイベント」に貢献
今回の出展で発見したのは、架台の「予想外の汎用性」でした。
祭り会場で実施された「ごみゼロイベント」では、来場者にペットボトルや缶の持ち帰りが推奨されていました。架台の下部に設置したシンクは、持ち帰り前の洗浄スペースとして活用。
来場者の皆さんが容器をきれいに洗ってから持ち帰れるよう、環境への取り組みを実用面でサポートすることができました。
当初は日除けとして設置していましたが、突然の雨の際には来場者の方々の雨よけとして大活躍。
「おかげで快適に過ごせた」との声を多数いただきました。
この猛暑の中、架台が作り出す日陰は来場者にとって貴重な休憩スペースに。
暑さが厳しくなる日本の夏において、こうした「涼しい場所づくり」のニーズは今後ますます高まりそうです。
軽量アルミの特長:「持ち運べる」ことの価値
今回改めて実感したのは、「軽量で持ち運び可能」という特長がもたらす価値の大きさです。
イベント会場での設営は時間との勝負。重機を使わずに人力で組み立てられる当社の架台は、メンバーズ様からも「作業がしやすい」とご評価いただきました。
これは農業現場でも同様で、「必要な時に、必要な場所に移動できる」という柔軟性は、固定式の設備では実現できない大きな特長です。
農業だけじゃない:新たな用途の可能性
今回の経験を通じて見えてきたのは、当社のアルミ架台が持つ「農業以外での可能性」です。
- 個人利用:庭先での日陰づくり、ちょっとした作業スペースとして
- イベント関係:屋台の骨組み、仮設施設の基礎として
- 施設運営:キャンプ場やレジャー施設での一時的な日よけ設置に
個人でのご利用は架台のサイズを考えると現実的ではありませんが、施設やイベント運営という観点では様々な活用方法が考えられそうです。
もちろん、本来の目的である農業用途(ソーラーシェアリング)での活用が主軸ですが、「架台の堅牢性と汎用性」は様々なシーンで力を発揮できることが実証されました。
これからの展開:豪雪地帯での長期検証もスタート
メンバーズ様のご協力により、展示に使用した架台とソーラーパネルはそのまま沼田町に設置し、北海道の豪雪地帯での長期的な性能検証を開始する予定です。
雪国での耐久性データは、今後の製品改良と、同じような環境でお困りのお客様への提案に必ず活かしてまいります。
お問い合わせ
「うちでも使えそうかも?」と思われた方は、ぜひお気軽にご相談ください。
農業用途はもちろん、「こんな使い方はできる?」といった柔軟なご相談も大歓迎です。
今回のような実地検証を通じて、お客様と一緒に新しい活用方法を見つけていければと考えています。