株式会社HI-NEXU様が制作される番組「XU(クロスユー)」に出演させていただき、千葉県匝瑳市での農業ソーラーシェアリングの現場を取材し、次世代技術「ペロブスカイト」への私たちの取り組みについてお話しさせていただきました。
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制作:株式会社HI-NEXU
5ヘクタールの農地で目にした「共存」の現実
番組で紹介された風景は、まさに「百聞は一見にしかず」でした。
広大な農地の上に設置された細いパネルが作り出す「木漏れ日」の下で、
大豆が青々と成長している。60馬力のトラクターも余裕で通り抜けていく。
農業と発電が本当に「共存」している光景がそこにありました。
国策技術の「見えていない課題」
番組では、この次世代太陽電池「ペロブスカイト」についてもお話ししました。
ペロブスカイトは「国策として伸ばしていかなければいけない領域」ですが、実は大きな問題があります。
「どういう形で設置したらいいか」
「風の対応はどうなるのか」
といった実用化の課題が、”まだそういったところが全然見えてない”のが現実なのです。
そこで私たちの出番です。
「うちの技術をもって全部乗り越えていく」。
これが、加藤軽金属工業の役割だと考えています。
「藤棚」のような発電所という発想
農業での成功を見て、私たちはこんな発想を持ちました。
公園でよく見かける「藤棚」のような存在はどうだろう?
夏の強い日差しを適度に遮りながら、風通しの良い涼しい空間を作る「日陰棚」。
その棚そのものが発電所になる。
暑さに困っているドッグランや公園、遊歩道など、「日陰がほしい場所」すべてが発電所になる可能性があるのです。
CO2を「33分の1」にする選択
環境への配慮も忘れていません。
私たちが使うリサイクルアルミは、通常のアルミ製造に比べ「二酸化炭素の排出量が33分の1」という驚異的な環境性能を持っています。
しかも、製造コストは「ほぼ変わらない」。
「太陽光のパネルもリサイクルできる」時代だからこそ、
「太陽光パネルをどんどん受け入れて、新しいアルミに変えて納品させていただく」という、
完全循環の仕組みを作り上げています。
10年後、街の風景が変わる
番組でお話しした私たちのビジョンは、こうです。
「10年後にこのソーラーシェアリングで光を遮るために置くかつ発電するっていうようなのが至る所に置かれるっていうのが多分スタンダードになっていく」
さらに、その支柱自体がバッテリーとなる
「一体型バッテリー」で電力を蓄え、夜間に活用する。
そんな循環型のエネルギーシステムを実現していきます。
農業から始まるエネルギー革命
農業の現場で実証された「共存」の技術から、国策技術の実用化、そして10年後の街の風景まで。
エネルギーの未来は、意外にも身近なところから始まるのかもしれません。
クロスユーでお伝えした「10年後にそういう世界を実現させます」という言葉。
これは、私たちの確固たる決意です。
ソーラーシェアリングや、それを支える技術について詳しく知りたい方は、どうぞお気軽にお声がけください。
あなたの土地や施設でも、「発電する藤棚」が実現できるかもしれません。
より詳しく知りたい方へ
あなたの立場に合わせた、より詳しい情報をご用意しております。















