2025年10月25日(土)・26日。 私たちは、所沢航空記念公園で開催された第46回 所沢市民フェスティバルに出展しました。
今年のテーマは、空・人・未来をつなぐ とこフェス。
これは、所沢市が市を挙げて推進しているゼロカーボンシティの実現という、未来に向けた取り組みとも重なるテーマだと感じています。

展示した技術について
私たちが今回展示したのは、縦型太陽光発電ソーラーフェンスとソーラーシェアリング用アルミニウム架台の実機です。
ソーラーシェアリングとは、農地の上にソーラーパネルを設置し、農業を続けながらエネルギーも生み出す仕組みのこと。
豊かな農地が広がる所沢市においても、農業とエネルギーを両立させる技術として、導入が推進されています。
私たちのアルミニウム架台は、その、農を守りながらエネルギーも創るという未来を、足元から支える技術です。

雨の中のフェスティバル
実は今回、このソーラー設備で発電したクリーンな電力を、フェスティバルのステージ運営に活用していただく予定でした。
エネルギーの地産地消を、市民の皆さんに肌で感じてほしかったのです。
しかし、当日はあいにくの雨。 電力活用は、残念ながら中止となってしまいました。

正直、悔しい思いもありました。
ですが、そんな中でも多くの方が足を止め、パンフレットを手に取ってくださいました。
そして、展示していた架台が、図らずも ちょっとした雨宿りの場所として、来場された方のお役に立っている場面も。
それは、私たちが本来意図したものとは違いましたが、私たちのものづくりが、思いがけないかたちで人の役に立った、とても嬉しい瞬間でした。
出展を終えて
会場となった航空記念公園の豊かな緑は、所沢市が目指す自然と技術が共存するまち、そのものでした。
雨のフェスティバルを通じて、地域の暮らしの中で、私たちに何ができるのかを改めて考える時間となりました。
これからも、こうした地域の場を通して、再生可能エネルギーやものづくりをより身近に感じていただくとともに、ゼロカーボンシティ所沢の実現に貢献できる活動を続けていきたい。
そう想いを強くしています。
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